加湿器にも種類があった⁉︎ どのタイプを選べばいいの?

電化製品

こんにちは!初瀬です。

夏長いな〜なんて思っていたら一気に秋を通り越して冬のような寒さがやってきたり、はたまたTシャツでも全然平気だ〜なんて思える暑い日あったりと体がびっくりしちゃう気候が続いていますね。

さて!冬に大活躍、加湿器にも実は違いがあるのってご存知ですか?加湿器にも実は得手・不得手があるんです。今日はそんな加湿器の違いについてお話ししていきます。

加湿する目的は?

まず、加湿器の目的はなんでしょう?

冬になるとどうしても暖房を多く使いがちになって空気が乾燥したり、他の季節と比べると湿度が低くなりますよね。そうすると、肌が乾燥することで肌トラブルを引き起こしてしまったり、喉にダメージを与えてしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。

乾燥することで粘膜へダメージを与えてしまい、風邪をひきやすくなるのもありますが、空気が乾燥することでウイルスが活発に動きやすい最適な空間になってしまうんです。

また同じ温度の室内でも、湿度が高い方が暖かく感じやすいので適切な湿度にして、肌トラブルや風邪になりやすい環境を回避して、快適に冬を過ごしていきましょう。

でも実際に加湿器を購入しようとしてみても種類が豊富で少し選びにくさを感じる方も多いのではないでしょうか?

それでは、加湿器の種類と特徴についてみていきましょう。

加湿器の種類、何があるの?

加湿器の種類には

  • 超音波式
  • 加熱式(スチーム式)
  • 気化式
  • ハイブリット式

主にこの4つの種類に分かれています。

超音波式

加湿器のタンクの中に水を入れて、微細な振動を与えることで霧状の細かな水の粒子が生まれます。そのミストを外部へ噴霧することで空気中の湿度を上げるというものです。

これは水温を上げたりしないので、余計な電気代がかからず消費電力も低い傾向にあります。

卓上でおけるコンパクトなものなども多く、見た目も可愛らしいものからスタイリッシュなのなど幅広いので好みに合わせて選ぶことができます。

デメリットとしては、水温を上げないという特徴でもあるのですが、そのため赤カビが発生しやすくなったり、ウイルスなどが熱で死滅することがないので細かいお掃除が必要になってきます。

お手入れを怠ってしまうとヌメリや赤カビが発生してしまいせっかく購入しても1年使ったら買い替え、なんてこともあるようなので、少し大変ですが細かなメンテナンスはこまめにやっていきましょう!

ただ、何度も述べているように加湿器自体が熱くならないので、小さなお子様がいるご家庭やペットを飼ってる方には万が一、の心配はなくて安心だと思います。

加熱式(スチーム式)

加熱式の加湿器はタンク内の水をヒーターで加熱して水蒸気に変え、それを外部に出して加湿するという方式をとったものになります。

中の水を沸騰させる必要があるため、消費電力は高い傾向にあるのでそこはデメリット。また超音波式と比較すると沸騰させるまでの時間を多少要するので電源を入れてすぐに作動、というわけにはいかないので注意してください。とはいえ、長ーい!と感じるほど実際にスチームが出てくるまでにかかるわけではないので安心してくださいね。

加熱式は名前の通り、遮熱をしてくれるので必然的に熱湯消毒を毎回しているイメージです。なので、カビなどは発生しにくく、衛生的に使えるメリットもあります。

ヤカンやお鍋にお水を入れて沸騰させると湯気が出てきますよね。加熱式の加湿器はその原理で加湿をしています。加湿自体にパワーもあるので使い勝手は良いと思います。

ただ、吹き出し口が熱くなってしまうので取り扱いには注意してくださいね。

気化式

気化式も超音波式と同様で熱を発生させないものになるので、消費電力は低い傾向にあります。水を含んだフィルター(スティック状や紙タイプなど様々)にファンで空気を送り出すことで気化をさせるという方式をとっています。そのため、急速な加湿は苦手と言えるでしょう。

水を含ませるフィルターが必要になるので、定期的にフィルターの交換が必要になってしまうのでそこは要注意ですね。またそれを怠ってしまうと、ウイルスの温床になりかねません。

電源を必要としないタイプなどもありペットボトルタイプや雑貨屋さんなどに置かれていることも多く、手軽に卓上で使いたい方などにはおすすめです。

イメージとしては夏のうち水や洗濯物を室内に干している状態に近いです。かなり大雑把にいうと部屋干しした洗濯物にうちわで風を当てると少し涼しく感じるかと思いますが、あれです。

ハイブリット式

ハイブリット式は今紹介してきた機能を2つ組み合わせた物を指します。

苦手なところをもう片方の方式で補うことが多いので、利便性に特化した機種が多いです。

1つ目は「超音波式+加熱式」方式

加熱タイプはやや時間がかかるお話をしましたがその間超音波式を使って補うものになります。加熱式だけよりも即効性があり、パワーにも優れ、超音波式だけよりも衛生的に使うことができます。

ただし、パワーが強いので長時間使用すると加湿器の周りが濡れてしまったり、水道内のカルキの影響から家具が白っぽくなることもあるので注意してください。

加熱をするので吹き出し口は熱くなります。また電気代は高くなる傾向にあります。

2つ目は「気化式+加熱式」方式

気化式だけでは熱を発生させていませんでしたが、加熱式と組み合わさることで加湿スピードを高め効果を早めるものになります。

タンク内の水を煮沸するのではなく、フィルターに当てる風が温風になるタイプなどもあります。吹き出し口が熱くならないものもあるので、安全に使用することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

あくまで個人的にはなってしまいますが、初瀬は超音波式の物を毎日お手入れはしていたつもりですが、使用から数ヶ月で赤カビが生えてしまい買い替え、その後からはスチーム式の物を愛用しています。ただ、加湿パワーが結構あるので夜セットして朝起きると加湿器周りがびちょびちょなんてこともあるので、いまだに注意は必要です。

今年の冬を乗り切るための1台はこのタイプにしようかな、と少しでもみなさまのお手伝いができていたら嬉しいです。

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