こんにちは!初瀬です。
テレビを買い替えしたいな、と思って検討しているお客さんとお話しをいると急にテレビが壊れてしまって…、という方。やはり多いです。
そこでよく相談していただくのは、テレビの寿命のお話し。
少し前の傾向でいくと10年以上結果として使えてしまった例も多いのですが、それは時代的に細かい中の部品も日本生産だったり国内生産をしていたり、機能自体がシンプルだったからこその長寿命だった、と言えるわけです。
でも実際に現在では、海外産の部品を使っていたり、海外生産のものが増えてきたりしていますよね。またTV自体にインターネットの動画サービスがワンボタンで使えるものも増えているなど機能も充実してきました。
そこで、実際に今のテレビの寿命やそのサインについて今日は話をしていこうと思います。
テレビの寿命って?
テレビ自体の平均寿命は7〜10年くらいと言われています。
液晶テレビが急速に増加し始めたのは2000年代後半頃。それから、2011年のアナログ放送終了に合わせてブラウン管テレビから液晶テレビへの買い替えがさらに加速しました。
なので、その当時に液晶テレビに買い替えをした方々が1度買い替えを行い、そこからまた壊れてしまった。という方が今多い印象なんです。
また、初期の液晶テレビの方が現在のテレビよりもシンプルな作りをしている分寿命が長いので、液晶テレビに買い替えを行いまだ1度もテレビを買い替えていない、という方も意外と多いんです。
ただ、メーカー的にも10年近く使えていれば長い、という印象は私たちとの意見と相異は無いようで、使用環境にもよるかとは思いますがテレビの寿命は上記した通り約7年から10年だと言われています。
ちなみにこのように言われている理由の裏付けとしては、液晶テレビのバックライトの照射の寿命が6万時間くらい、とされておりその劣化に影響を及ぼすからと考えられています。
それなので、テレビを実際に視聴している時間や頻度によって各家庭のテレビの寿命は変わってくるんですね。
調子が悪くなってきたサインは?
上の項目でお話しをしてきたように寿命はなんなく理解できたかと思うのですが急に使えなくなってしまっても困りますよね。その前兆やサインみたいなものはないのでしょうか?
安心してください、ちゃんとありますよ!
テレビ画面が暗く感じる
購入当初よりもテレビ画面が暗く感じる場合は要注意です。
液晶テレビはその構造上、液晶パネルの裏にバックライトがあるので全体的に明るい印象を持つのですがそのバックライトの寿命が近づいてくると液晶パネルが購入当初と比べると暗くなってしまうことがあるのです。
なので使っている液晶テレビの明るさが全体的に下がってきた感じがしてきたら実はテレビの寿命が近づいているのかもしれません。
画面に縦の線が入るようになった、映らなくなった
これも今お話ししてきた暗く感じる、に近い部分ではあるのですがバックライトの寿命や、中の電子回路の不具合や断線、故障が原因で縦に線が入ってしまったり。音声は聞こえているのに画面は映らなくなってしまった、ということが起こります。
中の回路が自然に直った!ということは残念ながらありえないので買い替えを検討してください。どんどん中の故障が進んで線が増えたり、全くパネルが映らなくなってしまいます。
音が聞こえにくくなってきた
画面にも寿命や劣化があるようにテレビに内蔵されているスピーカーにも寿命があります。
テレビ本体の外見は掃除することができますが内部やスピーカーに関しては当然のことながら分解してクリーニングすることはできません。
なので長期に渡り使用をしていると中のスピーカー部分にほこりなどが溜まり音が聞こえにくくなってしまったり、中の回路がエラーや経年劣化をしてしまい、ノイズが走ってしまうこともあるんです。
テレビの音の聞こえからが、購入当初と比較して聞こえにくくなってきてしまったらこちらも買い替えの目安になるかと思います。
電源が入らなくなってしまった
リモコンは問題なく動いていそうなのに、テレビ自体に電源が入らなくなってしまうこともあります。こうなってしまってはもういよいよ買い替えが濃厚になってきますよね。
コンセントに電源プラグは挿して通電はしているのに電源ランプが点灯しない場合にはテレビ内の回路や基盤に寿命が来てしまった、と考える他ありません。
もしかしたらテレビリモコンが壊れてしまっている可能性もあるので、手動で電源のオンオフをしてみるなども試してみてください。
リモコンが壊れてしまっている場合には、家電量販店やメーカーサイトより純正のリモコンを取り寄せ、購入することができます。すぐの用意ができない場合には純正ではなくとも汎用リモコンが最近では売られていることも増えてきているのでそちらで代用してみても良いかと思います。
基本的にメーカー純正のリモコンが購入できなかった場合には約1週間ほどで入手することができるかと思います。
変な臭いがするようになってきた
これ、かなり要注意です。
変なにおい。たとえば焦げたような臭いなどがしたときには注意してください。
テレビ内部の回路の故障や基盤の経年劣化が予想されますが、そのまま放置をしてしまうと発火や爆発の恐れがあります。
直ちにコンセントプラグを引き抜き、買い替えを検討してテレビはリサイクル処分するようにしてください。
各市町村への持ち込みや量販店などへの持ち込みでリサイクル料金を支払えば処分をしてくれますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
テレビの買い替えは7〜10年と言われていますが、身近なもので考えても7年間使い続けたり、10年長時間の使用をほぼ毎日してしまったらさすがにガタはきてしまいますよね。
もちろんこまめに掃除をしていただくことで長く使用できるようになるかと思いますが大体の平均年数を参考にして頂きつつ、こまめにメンテナンスをしていただければと思います。
また今お話ししてきたようなサインの兆候が出てきたら買い替えをぜひ検討してみてください。
配送や自宅にそのまま持ち帰りをしたくても機種によっては納期がかかる場合もありますので、余裕を持ってお店屋さんに相談してみてくださいね!