こんにちは!初瀬です。
電球の買い替えもLED電球が普及してきて少し前と比べると、頻度が落ちたご家庭も多いのではないでしょうか?それもあってか、いざ買い替えをおこなう時に自分の家が何色の電球だったのか、お店の売り場に行ってみたけど、昼光色や昼白色などイマイチピンとこなくて迷う方も多いでは。
今日はその悩みを解決すべく、電球色の色について解説していこうと思います。
電球の色は3種類!
電球色は売り場に行くと種類がいっぱいありますが、一般的なものは3色しかありません。その中でもメーカーごとに名称がある場合もあったりしますが今回はそこについてもみていきますので、ご安心ください。
昼光色(ちゅうこうしょく)
昼光色とは、少しだけ青みがかった白を発色する電球を指します。
パン、と青白い明るい印象を受けるので文字などがかなり見やすいライトになります。そのため、勉強や読書、リビングでのテレワークや勉強などに向いています。
赤みはない色なので温かみはなく、クールな印象を受けるカラーです。
各メーカーさんもこの色味は「昼光色」と呼んでいることが多いですが、Panasonic製のものはその印象通り「クール色」と記載があるのでご注意ください。
昼白色(ちゅうはくしょく)
こちらは昼光色と比較すると青みは少し抜け、1番自然な色味のライトです。
日中カーテンを開けた時の部屋の明かりのように自然なライティングなので、赤みが強過ぎず、青みも強過ぎずで非常に使いやすいかと思います。
どのようなシーンにも合う色味ですが、家族団欒のリビングや自室に使うなどどこにでも適しているマルチカラーといえます。
各メーカーさんではPanasonic製では「ナチュラル色」、NEC製では「マイルド」などと呼ばれています。
電球色(でんきゅうしょく)
今まで紹介してきた中では1番赤みが強い色味のライトです。
部屋全体を温かみのある空間にしてくれるので日中よりも夕方以降、少しリラックスしたい空間の中で使うのがおすすめです。
青みや白っぽさが少し抜けて優しい夕方のオレンジ、のような色味なので目も疲れにくく落ち着くことができます。
各メーカーさんではPanasonic製だと「ウォーム色」NEC製だと「リラックス色」などと呼ばれています。
電球でもシーリングのように色が変えられる!
ざっくりメインどころのカラーを紹介してきましたが、リビングなどで使う際に日中や、作業に集中したい時は白っぱい明るさのものがいいけど、夜はリラックスするためにオレンジっぽくライトの色を調色したいな、と感じた方も多いのではないでしょうか?
安心してください。そういった商品、あります。
例えばリモコンやスマートフォンから色味が変更できるものもありますし、壁についているスイッチをON、OFFを繰り返すごとに色味が変わってくれるタイプもあります。
シーンによって色味を変えたいのに、と迷われている方はぜひお試しください!
光の色味を表すときに使う単位?
電球の箱には「〜K」と記載があるのを見かけた方もいるのでは?
こちらのKとは光の色味を表す時に使う単位で「ケルビン」と呼ばれています。ケルビンとは化学分野などで温度を表すのに使われているもので、数字が小さいとオレンジみが強く、数字が大きいほど白から青みがかったカラーに変化します。
一般的に、オレンジがかった温かい色味の電球色では2700〜3000K。自然光に近い色味の昼白色では5000K、青みがかったライトの昼光色では6500Kなど色味の指標もあります。
なかなかここの数値をみて電球を買い替えるということはしないかもしれませんが、各メーカーごとに若干の色味の違いはあるのでお好みのメーカーが見つかったら嬉しいです。
そのほかの色
今回紹介をした3色以外にも、実は別の表記の電球もあるんです。一般的なカラー展開は上記したものなのですが、どうしてもそれぞれの中間のような色味が欲しいという場合にはお店での注文やインターネットでの注文もできるかと思いますので、参考までに。
温白色(おんぱくしょく)
こちらは、オレンジみが強過ぎず、かと言って白みや青みが強過ぎず、というカラーを指します。
温かみを残しつつ白みがあるのでクリーム色、とでもいえば良いでしょうか。
リラックスもしながら、100%落ち着く方に持っていかない時には持っていこいの色味となっています。
白色(はくしょく)
文字だけで見ると真っ白な色味だと思われるかと思うのですが、実は真っ白ではないんです。
白色は温白色よりもさらに白っぽい色味で若干オレンジみのあるほんの少し温かみを感じる白色ライトです。
なかなかこれだけで売られているとことは多くないですが、どうしてもこの色がいい、という場合はお店での注文やインターネットでオンラインショッピングも活用してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
電球選びの際、自分の家はどうだったかな、と思ったときのサポートができていたら嬉しいです。
最近だと細かく調色できるモデルや人間センサーが組み込まれているもの、スマートフォンなどで色味を変えることができるものなど進化もどんどんしています。
特にリビングなどでは用途に合わせて色味をかえて生活すると、生活もしやすくなるのでは、と思いますのでぜひ買い替えの際には調色・調光ができるもの。また、人感センサーが使えるようなものまで、幅広く種類も増えてきているので用途に合った機能・色味を選んでいきましょう。