こんにちは!初瀬です。
3年ごとに新しいMicrosoftOfficeが年々、新登場していますね。今までのPCに搭載されていた旧バージョン、2021年版は同年10月5日に発売され、最新版である2024年版は2024年10月2日に発売されました。
最近販売され始めた新製品のOffice搭載PCには、もうすでに2024年版が続々とインストールされていて、ワクワクしますね。
Microsoft以外にも新登場したPCにはAI支援機能、Coilotなど様々な新機能が追加されておりこれからのPC選びが今までよりもスペックを上げなくてはいけないなど、どれを選んだらいいのか少し難しくなってきました。
そこで、今日は新登場したMicrosoft Office2024と旧バージョンではどのような違いがあるのか、解説をしていこうかと思います。
主な新機能
それでは10月にリリースされたばかりのMicrosoft Office2024の新機能についてみていこうと思います。
Excelの強化
- IMAGE関数: URLを指定するだけで画像をセルに挿入可能。この機能により、画像のダウンロードや挿入操作が簡素化された
- 動的配列の更新: 配列データが自動で再計算され、グラフにもリアルタイムで反映されるように
- パフォーマンス向上: 複数のワークブックを開いている際の処理速度が改善
どうしてもExcelで資料を作っていると、多くの計算式を組み込んだりデータがどんどん重くなるにつれ処理速度が落ちてしまうのは仕方なのないことではありますが、やはりストレスにもつながります。
パフォーマンスの向上は大変ありがたいですし、自動で再計算されたり画像をセルに入れこむ際にも
URLの指定だけでOKになったのは個人的に大きいですよね!
PowerPointの新機能
- Cameo(カメオ)機能: プレゼンテーションにリアルタイムのカメラ映像を埋め込み可能になった
- Recording Studio: スライドのナレーションやアニメーションを録画し、動画として保存可能になった
Outlookの改善
- 検索機能強化: メール、カレンダーエントリ、タスクの検索精度が向上
- 会議時間の調整機能: 連続する会議間の時間を自動的に調整するように
その他改良点
- OneNoteの描画強化: ペン入力の精度向上や専用の描画ビューを追加
- 新しいテーマ: Windows 11のFluent Designを採用し、視覚的な一貫性を向上
Office 2021との違い
機能面
Office 2024では、上記したようなより多くの機能が追加され、特にExcelやPowerPointでの操作性と効率性が大きく向上しました。Office 2021には含まれていないIMAGE関数や新しいプレゼン録画機能が大きな特徴かと思います。
サポート期間
Office 2024は2029年10月までのサポートを提供。一方、Office 2021は2026年までとなっています。
2021年版もまだサポート終了までにまだ余裕はありますがサポートは終了してしまうとデータ移行時に文字化けが発生してしまうなども起こりかねませんので、これからPCを購入検討されている場合2024年版が搭載されているものを選ぶ方が良いかと思います。
選ぶ際のポイントは?
最新機能やAIサポートを受けてみたいな、と考えている方は2024年版を選ぶと良いでしょう。またMicrosoft365であれば1年ごとのライセンス延長が必要とはなりますが新機能が出てきた時にすぐに試すことができるので、Microsoft365でも良いかと思います。
現在使っている機能で特に不便を感じていない方は特段必ず買い替えをしましょう!というものではないのでそのままでも問題はありません。
ただ、2021年版のサポート終了時期は2026年とされているので後約1年くらいなので、そのことは覚えておくようにしましょう。
機能や価格面、また使用している機器の種類や台数に応じてご自身に合うものを選んでいきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。まだまだ発売されたばかりのMicrosoft Office2024機能は確かに向上していますので、私も実際に触れてみようと思います。
個人的にはIMAGE関数がすごく気になっています。
Excelで作業をしているときに画像を入れ込もうとして少し面倒だった、なんてことが経験の中で結構合ったのでこれは便利だな、と思いました。
Office2021年以前のOffice2019年版や2017年版を現在もお使いの場合だとWindows 10を使われている方も多いかと思います。Windows 10自体も2025年10月にサポート終了となるのでPCの買い替えなども検討されても良いかもしれませんね。
どんどん時代が進化する分身の回りの機器もグレードを上げざるを得ないですが、ご自身にあったMicrosoft OfficeやPCで作業ができますように、これからも情報を発信していきますね。